バドミントン

YONEX OPEN JAPAN 2008 バドミントン大会 決勝戦 観戦記

YONEX OPEN JAPAN 2008 バドミントン大会 決勝戦を観戦しに行きました。全5種目中、4種目がファイナルになるという大熱戦でした。今日は歓喜シリーズで写真を揃えてみました(笑)スタンド中段からの撮影なので手ブレしてますがご容赦くださいm(__)m

混合ダブルス 決勝戦

混合ダブルスはインドネシア同士の対決です。1セット目、2セット目とお互いがペースを握り、セットを分け合い、勝負は第3セットです。Vita MARISSA選手が、1セット目より2セット目、2セット目よりもファイナルと、徐々に修正をしてきて、前衛でどんどん止めてゲームを作っているように感じました。一方、Nova WIDIANTO&Lilyana NATSIRペアは、私感では、Lilyana NATSIR選手に疲れが見られ、前衛へのスピードがいつもよりなかったかなぁと思いました。そんな感じでラリーが長くなりましたが、Muhammad RIJAL選手が最後まで打ち抜いて、歓喜の勝利です。

女子シングルス 決勝戦

初めて見るYi Han WANG(CHN)選手でしたが、3日間見ていて、今後このまま順調に行けば、間違いなく世界一になっていく選手になるんじゃないかなーと思いました。角度のあるスマッシュ、前面に出る強い気持ち、粘りのフットワーク、スピードと、どれをとっても一級です。決勝戦の2セット目はやや後半に息切れしてしまった感じがありますが、試合経験を重ねて、駆け引きを身に付けていったら、すごい選手になるんじゃないかと思いました。対するZHOU Mi (HKG)選手は、粘って粘って自分のペースに持っていこうと頑張っていましたが、相手のスピードも落ちず、気持も切れず、最後は、逆に根負けしてしまった感じでした。

男子シングルス 決勝戦

1番会場が盛り上がった男子シングルスの決勝戦です。終盤まで、両者様子を見ながらカットやクリアーでの長いラリーが続く展開でした。ほんと、こんなにもスマッシュ打たないかー?って感じでした。一時、12-16になりましたが、 Sony DWI KUNKORO選手が粘って追いつき、そのままペースアップして、振り切りました。2セット目も序盤はスローペースで進みましたが、疲れの見えはじめたLee Chong Wei選手がイージーミスを連発するのを見ると、一気にたたみかけ、16-4。一歩的な展開になるかなーと思いましたが、Leeも最後まであきらめずに意地を見せ、点差よりも緊張感のある試合でした。昨日は一気に試合を決めたものの、最後にちょっと疲れがでてしまって、
いつもの安定したショットがブレて、アウトが多くなりましたね。

男子ダブルス 決勝戦

Lars PAASKE&Jonas RASMUSSEN(DEN)ペアが悲願の初優勝です。このペアも長いこと、世界のトップにい続けますね。いつも思いますが、デンマークの選手はなぜ年齢を重ねても、あんなにトップでい続けられるのか不思議です。というか、年齢を重ねるごとに強くなっていきますね。試合は、徹底的に上げないようインドネシアペアを揺さぶるデンマークペアに、わずかな隙を見つけて打ち込むインドネシアペア。という展開でした。2セット目はデンマークペアが奪われたものの、この試合、コーチも付けずに、自分達で立て直していったのは、さすがベテランペアでした。ラリーが続くとデンマークペアのミスが少なく、優勢だったと思います。インドネシアは若さ故か、ラリーが長く続くと焦りからかミスが多かったように思います。これがキャリアの差でしょうか。熟練のダブルスを見させてもらった気がします。

女子ダブルス

女子ダブルスはマレーシアペアを抑えて中国ペアが勝利!

生観戦はいろいろと刺激を受けますね。来年も熱い熱戦を期待しています。